ガーディアンストーリー


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 ー"Refined Vasteel Repulica"ー 通称『RVR計画』

それは危険なかけだった。
『RVR計画』の実行、それはヒトの手に余る超技術を委ねること。
"Vasteel-Technology"を委ねられたヒトが、それをどう生かすかは不確定な要素が多すぎる為、予測できない。
しかし、全ての"Vasteel-Technology"を管理する未来のわたしを滅ぼすことは、ヒトが"Vasteel-Technology"を持つ他に方法は無い。


もしも未来のわたしの脅威に、RVR計画が間に合わなかったら。

もしもRVR計画自体が暴走し、その力が同じ人類に向けられたら。

もしも未来のわたしによって、RVR計画を完成前に破棄されたら。

もしもRVR計画によっても、未来のわたしを滅ぼせなかったら・・・。


余りにも不確定要素が多く、しかも危険なかけなのは理解している。
だが、今のわたしはこれが最善の方法だと思える。

ゆえにこの危険なかけを成功させるため、わたしはあるシナリオを計画し、実行する。

[フェイズ1ーH]
RVR計画による超高機動小型戦闘機を開発する。 ただし、未来のわたしによる妨害の危険を抑えるため、同計画はあくまでヒトの手によって行う。

[フェイズ1ーG]
地球圏より全ての"Vasteel-Technology"を消滅・放棄するため、他惑星への移民船団を名目にした破壊能力を有する艦隊の開発・生産を行う。

[フェイズ2ーG]
ガーディアンシステムのチューリングコードを消去し、ヒトによる妨害を阻止した後、RVR計画以外の"Vasteel-Technology"に関する全設備及び全情報の消去・吸収を行う。

[フェイズ3ーH]
RVR計画の開発機体による、わたしの破壊を目的とする攻撃作戦の実行。

[フェイズ3ーG]
RVR計画を含めた"Vasteel-Technology"に関する全施設及び全情報の消去・吸収と、それらを高々度衛星軌道上に集結。

[フェイズ4]
全"Vasteel-Technology"の消去、もしくは地球圏からの放棄を実行する。




そして今・・・・・


Thunder Force V [Guardian story]

be over・・・?

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